自然と調和したシンプルで健康的な暮らし
無垢の木が持つ自然の力を活かした、シンプルかつ快適なくらし
木には空気中の湿度が高い時には湿気を吸収し、反対に低い時には湿度を放出する性質があります。 無垢材が占める割合が非常に多いログハウスはその特性が最も活かされる、 湿度が高い日本の気候において理想的な構法です。 この「木」そのものが持つ蓄熱性、断熱性、調湿性を引き出し、高性能な仕様と建具を組み合わせることによって、 その自然の作用を最大限に活用した快適な室内環境を作り上げることができるようになっています。
また、ログハウスは厚い無垢材が仕上げ材であり断熱材である非常にシンプルな構造のため、 シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの放散がほとんどありません。 ログハウスの室内に入ると感じられる木の香りは樹木が細菌などから身を守るために生合成する殺菌作用を持つ化学物質であり、 人に対しては癒しや安らぎの効果があり、まるで森林浴をしているかのような爽やかな空気の中で暮らすことができます。
自然との調和を大切にした、優れた環境性能
木の蓄熱性、調湿性能を最大に発揮するログハウスは室内環境を整えてくれる自然の作用を利用する事で、 エアコンなどのエネルギーに全面的に頼らない省エネルギーな暮らしにつながります。 またログは極めて耐久性が高く、建て替えのサイクルが長い長寿命住宅であり、 新建材を多用した住宅に比べ製造や廃棄過程における環境への影響が非常に少ない建物です。
現代社会で二酸化炭素の排出は大きな問題になっています。 石油などの化石燃料が二酸化炭素を放出するだけなのに対し、木は二酸化炭素を取り込んで成長します。 ログハウスのログ材は、中に二酸化炭素を保持した状態にある「立木の状態」であり、 ライフサイクルの中で二酸化炭素の増減に影響を与えない「カーボンニュートラル」な素材です。 それにより、ログハウスで暮らす事は、小さな森に暮らすのと同じ様にとらえることができます。